2月19日(月)の新人・新刊・著者情報です。
著者の宮軒直子さんは、ネットオークションで稼ぐ方法などをアドバイスする、在宅通販コンサルタント。
今回の著書では、掃除や片づけで出てきた不用品を売ってお金を稼ぐ、一石二鳥の方法を紹介しています。
単なるハウツーでは新鮮味がない
メルカリをはじめ、ネットで不用品を売って収入を得るノウハウは、既に何度も出版されています。なので、ほかに新しく画期的なサービスが登場しない限り、単なるハウツー本の企画は通りません。
それでも企画を通したい時には、(1)仲間や生徒、ファンなどを増やし、購買や宣伝に協力してもらう。(2)ニーズのある別の企画とミックスして、相乗効果を狙う。さらに奥の手として(3)自著を多数買い取る。以上、3つの方法が考えられます。
いつもは読まないジャンルの本に、ヒントがある
このうち(1)と(3)は、お金のかかる方法ですが、(2)の方法は、お金がかかりません。しかも、企画の切り口や組み合わせ、見せ方のアイデアによっては、無名の人でもベストセラーを生み出すことが可能です。
企画の切り口を考える時には、いつもは読まないジャンルのベストセラーを読んでみて、印象に残った部分を取り入れてみるのも効果的です。特に、広告や編集のプロが書いた本には、たくさんのヒントが詰まっています。
【本日のまとめ】
- 類書が多い場合、単なるノウハウの紹介本では、出版企画は通らない
- そんな時は、別の企画と組み合わせたり、企画の切り口を変えてみよう
- 他分野のベストセラーや、広告・編集のプロが書いた本にも企画のヒントがある