12月14日(木)の新人・新刊・著者情報です。
著者のまどなおさんは、建売住宅を購入した年にブログを開設し、部屋を心地よくするための工夫を紹介しています。
今回の著書では、建売住宅や賃貸の部屋を可愛くするコツを、自身がつけているアイデアノートと写真で紹介しています。
夢見る女子は、ノートに理想の未来を描く
手帳術、ノート術に関する本はたくさんありますが、情報や思考の整理、タスクの効率化だけを目的とするのではなく、手帳やノート本体をイラストやシールでかわいくする提案が、女性に人気です。
小さな女の子が、お絵描きやままごと遊びの中で理想の未来を形にするように、手帳やノート、日記に「こうなったらいいな」という理想の未来を、文字だけではなく図にも落とし込んでイメージしながら、夢を実現しようとする女性は多いのです。
数字や目標は、暮らしに密接なテーマとからめる
「芸能界でのし上がる!」とか、「年収1億円以上稼ぐ!」という野心の強い女性は別ですが、「やさしい夫とかわいい子どもに囲まれた穏やかな暮らし」を夢見る大多数の女性は、具体的な数字や単純明快な目標には、味気なさやプレッシャーを感じるようです。
女性向けのノート術や手帳術が盛んなジャンルは、インテリアやマイホーム、恋愛や婚活、自己啓発、スピリチュアルなど。これらのジャンルの愛読者は「幸せになりたい」と願いつつも、「幸せ」の具体的なイメージがつかめないことも多いのですが、インテリアや貯金など、日々の暮らしに密接にかかわるテーマなら、数字や目標を明確にしながら読者をリードすることも可能です。
【本日のまとめ】
- 女性は理想の未来を、文字だけではなく図でも落とし込むと、イメージしやすくなる
- 逆に、具体的な数字や単純明快な目標は、夢見る女性を委縮させる
- インテリアや節約など、暮らしにかかわるテーマなら、数字や目標も受け入れやすい