11月21日(火)の新人・新刊・著者情報です。
著者の長浜のり子さんは、整理収納アドバイザーの資格を持つ漫画家。ブログ「片付け語りのぶろぐ」はアメブロの「片付け・掃除部門」で1位を獲得しました。
今回の著書は、ブログを書籍化したもの。片づけられない女子・汚部屋乱子と、片づけが得意なイケメン・片付太郎のやり取りを通して、整理収納のコツを教えています。
表現を仕事にする人が資格を取得すると?
漫画家やお笑いタレントなど、物事を面白く伝える力を武器に仕事をしている人が、家事や介護の資格を取得して、わかりやすく親しみやすい本を出版しています。
特に漫画家は、記者やライターが専門家を取材して文章を書き、その文章の意図を汲んでイラストレーターが絵を描く、という工程をひとりでこなしてくれるので、出版社や編集者にとって、ありがたい存在です。
資格をとって、仕事をして、マンガにする
漫画家やイラストレーターの中には、高齢化や雑誌の廃刊などが原因で仕事量が減り、やむなく別の仕事に就く人もいます。そして、その仕事をネタにしたマンガが書籍化に至る、という流れも定着しつつあります。
気になる職業のリアルや裏側が楽しめるお仕事マンガには、安定した人気があります。マンガやイラストが得意な人は、ニーズの多い分野や自分の好きな分野で資格を取り、習得・経験した内容をマンガにしてブログやSNSに投稿してみると、書籍化のオファーが来るかも?
【本日のまとめ】
- 介護や家事の資格をとって仕事に生かす、漫画家やお笑い芸人が増えている
- もともとお仕事マンガには、安定した人気がある
- ニーズのある分野、自分の好きな分野で資格を取り、マンガで表現してみよう