11月2日(木)の新人・新刊・著者情報です。
著者のディスク百合おんさんは、ミュージシャンでDJ。数年前に、“セブンイレブンの冷凍担々麺とごまだれ付き棒棒鶏を合成するとボリューミーで濃厚な担々麺が完成します”とTwitterに投稿して話題となって以来、コンビニの食材をかけあわせたレシピの投稿を続けています。
今回の著書では、コンビニの食材を組み合わせた創作料理、80メニューのレシピと、マンガ家、イラストレーター4名による寄稿『私のコンビニかけ合わせグルメ』を収録しています。
料理とは関係ない仕事をしている人のレシピ本
ひと昔前までは、「家族4人のごはんを、お母さんがつくる」ためのレシピ本ばかりが目立っていましたが、最近は一人暮らしの人や共働き夫婦が増えたことから、料理初心者や、料理に時間をかけられない人のためのレシピ本が増えてきました。
その流れで、料理とはまったく関係のない仕事をしている人が、コンビニ食材やレトルトフードを上手にアレンジした、簡単レシピの本を出版するケースも増えてきました。食材を洗う、切るなどの手間が省け、生ごみもほとんど出ないレシピは、忙しい人、疲れた人にとっては、本当に助かります。
ズボラでジャンクなレシピは、Twitterと相性がいい
このような簡単レシピの発信源となるのが、Twitterです。Instagramでは、見た目がおしゃれなレシピや、主婦向けレシピの方が好まれますが、Twitterでは、身近な材料ですぐにできるレシピが好まれます。
コンビニ食材を「まぜるだけ」「のっけるだけ」など、「これが料理と言えるの?」という簡単レシピは、安くておいしくて栄養たっぷりでも、料理のプロは立場上、なかなか提案できません。料理と関係ないプロフィールの持ち主だからこそ、ある意味邪道なレシピが提案できるので、料理初心者もぜひ発想力を駆使して、ズボラでおいしいメニューをネットで発表してみてください。
【本日のまとめ】
- コンビニ食材やレトルトフードを使った簡単レシピの本が、若い人に人気
- 食材を「まぜるだけ」「のっけるだけ」のレシピ本は、料理初心者だからこそ書ける
- 簡単ズボラレシピは、Twitterと相性がいい。