ライターになりたい人 2つのタイプ

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greentomato

ライターになりたい人は、2つのタイプに分かれます。

ひとつは、好きなこと、気になることの情報を広めたい人。たとえば音楽が好きだから、音楽の魅力を伝えたい人。発達障害の子どもを育てているから、障害についてもっと知ってほしいという人です。もうひとつは、書くのが好きな人。ジャンルは問わず、とにかく何か書いていないと落ち着かない人で、私はこのタイプです。

2つのタイプのメリット・デメリット

どちらのタイプにも、メリットとデメリットがあります。特定のジャンルのライターは、「あの人は○○に詳しい」と認知され、その分野の仕事が集まるので、専門家として活躍する道が開けます。しかし、仕事をえり好みしがちなので書く機会が減り、筆力が育たない恐れもあります。

書くこと自体が好きな人は、よっぽどイヤな仕事でなければ喜んで引き受けるので、仕事の機会が増え、結果として筆力が鍛えられます。反面、「何でも屋さん」として便利に扱われ、専門分野を確立できないことがあります。

相性のいいジャンルは、書けばわかる

特定のジャンルで活躍したい人は、そのテーマでブログを書くといいでしょう。そうすれば、自然と書く機会も増えるし、人の目に触れることで、どんな記事がウケるのかもわかります。うまくいけば編集者の目に留まって、仕事のオファーがくるかもしれません。

書くこと自体が好きな人は、どんな仕事でも引き受けて、書いて書いて書きまくっているうちに、得意なジャンル、苦手なジャンルがわかってきます。書きたいと思って引き受けた仕事がうまくいかなかったり、意外なジャンルと相性がよかったり。私もフリーとなった当初は、「ビジネスの取材なんてよくわからないしムリ!」と尻込みしていたのですが、今では会社四季報を読むのが大好きになってしまいました。

また、全然なじみのないBtoB企業の取材や、苦手な理系分野の専門家をインタビューすることで、知らない世界の扉が開き、仕事以外のこと、たとえば理系のわが子の就職活動のヒントとしても役立てることができました。

書いて読まれて、人との縁をつなぐ

専門分野が決まっている人は、SNSも活用して、自分からどんどん情報を発信する。書くこと自体が好きな人は、未知のジャンルでも果敢に挑戦して、仕事の機会を増やす。書いて読まれてを繰り返し、人との縁をつなぐことで、仕事の質量を増やす。そんな風に、ずっと書いていきたい。

ブログやSNSをはじめたのも、これからどんどん仕事の場が、ネットに移行していくと思ったから。頑張って続けていますが、慣れないせいか、我ながらまだ文章が硬いです!

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