普遍的な教えは、特別な人に語らせる

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11月6日(月)の新人・新刊・著者情報です。

著者の熊谷和海さんは、企業のブランディングやWeb制作を手掛ける会社の経営者。法人化3年で売上4億5千万円の会社に育て、その後不動産投資などで約5億円の資産をを築きました。

今回の著書では、「金ばあちゃん」「銀ばあちゃん」「縁ばあちゃん」の3人のおばあちゃんたちに、子どもの頃から教えられてきた「お金の神さんに愛される方法」を紹介しています。

当たり前のことを、特別な人が語る

「神さまの教え」「天に愛される方法」などのタイトルをつけた本に書かれていることは、古くから伝えられてきた知恵や道徳に沿った内容が多く、特別に新しいことが書かれているものは、そんなに見かけません。

しかし、「神さま」「龍」といったスピリチュアルな存在や、「伝説の経営者」「スーパー家政婦」など何かにずば抜けている人が語ると、これまで何度も繰り返されてきた内容であったとしても、読者は意味を見出します。「当たり前だけど、大切なこと」を書く時は、語り手の格によって説得力が変わってくるのです。

伝統と歴史の力を借りて格を上げる

シンプルなサラダでも「老舗レストランの変わらない味」とつければ、特別なメニューであるかのような印象を受けますし、シンプルなインテリアでも「パリのアパルトマンのスタンダード」とつければ、どことなくクラシックでおしゃれな感じに見えてきます。

「神さま」という語り手は、自己啓発、スピリチュアルな企画で「パリ」「老舗」のような役割を果たしています。霊能力者ではなくても、地域に古くから伝わる話や、先祖から代々伝えられてきた教えを神格化することはできるので、地域の歴史に詳しい人や、代々の商売が続いている人は、歴史や家訓から得られた教えをもとに、出版企画を立ててみては?

 

【本日のまとめ】

  1. 「当たり前だけど、大事なこと」は、語り手の格によって説得力が変わる
  2. 古い地域の言い伝えや先祖代々の教えも、神格化することができる
  3. 家訓や歴史の教えをもとに、自己啓発やスピリチュアルの企画を立ててみては?

 

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