パン教室、お菓子作り教室を運営して出版する

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10月19日(木)の新人・新刊・著者情報です。

著者の高橋ヒロさんは、米粉専門教室hiro-cafeを主宰。自身の子どものアレルギーをきっかけに、米粉教室や米粉パン教室などで、米粉の活用に取り組んでいます。

今回の著書では、こねたり成形する必要がなく、発酵も1回でできる米粉パンをはじめ、米粉でつくるおやつや料理のレシピを紹介しています。

新しく懐かしいグルテンフリー

小麦アレルギーの人だけではなく、美容や健康を目的に、小麦粉を避けるグルテンフリーの食事に興味を持つ人が増えているようです。しかし、グルテンフリーのパンや洋菓子は少ないため、自宅で作りたいと思った人が、ネットや本でレシピを調べています。

グルテンフリーというキーワードには、目新しさやオシャレ感がありますし、小麦粉の代わりに米粉を使うレシピは、長年米食に親しんできた日本人には安心感があります。新しいのに、どこか懐かしいものは、好奇心の強い人と慎重な人、どちらも惹きつけます。

「ちゃんとした先生に習いたい」ジャンル

ブログやSNS発のレシピ本もヒットしていますが、パンやお菓子に関しては、教室を主宰している人の本も好調です。ふだんのおかずと違って、パンやお菓子づくりには趣味的な要素もあるので、「ちゃんとした先生に習いたい」という要望もあるのでしょう。

料理教室を主宰している人、これから活動したい人は、「さすがプロ!」と思わせる専門性を保ちながらも、親しみやすさや安心感を兼ね備えた作品やキャラクターがあると、ファンが増え、仕事の幅が広がり、出版のチャンスも引き寄せることができるでしょう。「グルテンフリー」「こねない」「オーブンなしで焼ける」などの流行を意識しつつも、たくさんの生徒と接して得た生の声や現場での感覚を大事にして、企画書に落とし込んでみてください。

 

【本日のまとめ】

  1. 「グルテンフリー」のように、新しさと安心感を併せ持つキーワードは強い
  2. パンやお菓子の作り方は、ネットや本だけではなく、先生について習いたい人も多い
  3. 専門性と親しみやすさを兼ね備えたパン教室、お菓子教室の先生の本は売れる

 

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