個人名で旅行ガイドを出版する

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9月26日(火)の新人・新刊・著者情報です。

著者の林花代子さんは、語学留学をきっかけに地中海の島国・マルタに魅了され、ブログで一人旅や留学などの情報を伝えています。

今回の著書では、マルタの観光スポットや地元で人気のレストランやショップのほか、自身の経験やアンケートをもとに、留学にも役立つ情報を紹介しています。

ひとつの国や地域をディープに旅したい

海外の生活や旅行情報を伝える本は、パリ、ハワイ、台湾など、人気の定番スポットに関するものと、まだあまり知られていない国や場所を紹介するものの2つに分かれます。

最近は「ヨーロッパ周遊旅行」といった、あちこちの国を駆け足で巡る旅行より、ひとつの国や地域をじっくり楽しむ旅行に人気があるので、地元のディープな情報を伝えるリピーター向けのガイドブックや、旅行慣れしている人向けに、なじみのない観光地を紹介するガイドブックが増えています。

専門性を高めるか、イラストで表現するか

「地球の歩き方」「ことりっぷ」など人気のシリーズがある中で、個人がガイドブックを出版するには、現地で暮らす人、何度も訪れている人ならでの視点と情報が求められます。その専門性を立証するために必要なのは、現地ガイドや留学斡旋など仕事での実績や、ブログやSNSでの情報発信です。両方併せ持つ人は、さらに有利です。

また、旅を描いたコミックエッセイにも人気があるので、イラストやマンガが描ける人も有利です。コミックエッセイで旅行記を出版したい人は、まずは自宅に近い観光地の情報を、イラスト付きでブログやSNSにコツコツアップすると、あまりお金をかけずに書籍化が狙えます。

 

【本日のまとめ】

  1. 個人の旅行ガイドブックに求められるのは、その人ならではの視点と情報
  2. 独自の視点や専門性を立証するのは、現地に関する仕事の実績やネットでの情報発信
  3. イラストやマンガが得意な人は、コミックエッセイでの旅行記出版も狙える

 

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