3月15日(木)の新人・新刊・著者情報です。
著者のpikaさんは、双子のママ。勤務医として働きながら、双子育児の様子をマンガで描いたブログを運営しています。
今回の著書は、ブログの書籍化。子育ての記録のほか、子どもの食事や睡眠などに関するメモや、自作のおもちゃの作り方なども紹介しています。
マルチチャネルで情報発信するのは有効だけど
ブログやインスタグラムで発表された育児マンガが書籍化された例は数多くありますが、今回紹介した本の著者は、ブログを基点に、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムと複数のチャネルで情報発信しています。
複数のチャネルを使い分けて情報を発信するのは、著者のブランディングや作品のプロデュースにはとても有効な手段です。ただ、手間も時間もかかるので、続けられるのは根性のある人か、時間や体力を効率的に使える賢い人のどちらかに限られています。
情報発信の基点を作り、自己紹介
そこまでできない!という人も、1つだけでも情報発信のベースを作り、投稿を続けてみてください。どんなに素晴らしい企画の持ち主でも、実績のない無名の人が、いきなり本を出すのは難しいので、自分の経歴や得意技、人となりがわかる履歴書やプロフィールページ代わりに、ブログやSNSを活用することをおすすめします。
文章主体の本を出版したい人はブログ、イラストや写真メーンの本を出版したい人はインスタグラム、サブカルやお笑い、ポエムが得意ならツイッターが向いていますが、あえてアウェイな場所で毛色の違うネタを投下して、目立つ作戦もアリです。
【本日のまとめ】
- ブログやSNSを複数利用して情報発信するのは効果的だけど、できる人は限られている
- 1つだけでも情報発信の基点を作り、自己紹介の場として活用してみよう
- プロフィールが弱いと出版は難しいので、情報発信の場は確保しておきたい