2月20日(火)の新人・新刊・著者情報です。
著者の瀬戸信介さんは中国武術を学び、人気の格闘技イベントで、カマキリ拳法(蟷螂拳)の使い手として活躍しています。
今回の著書では、カンフーの動きの基本から、カマキリ拳法の実践技までを紹介しています。
一貫したテーマで出版される「シリーズもの」に注目
今回ご紹介した「カマキリ拳法」の本は、武道やケンカ、戦闘術に特化した東邦出版のシリーズ「BUDO-RA BOOKS」に含まれる1冊です。ほかにもいろいろな出版社、さまざまなジャンルで、テーマに一貫性を持たせたシリーズ本が展開されています。
シリーズものを手掛けている出版社では、そのシリーズにふさわしい書き手を常に探しています。ですから、自分の持ち味や企画にピッタリ当てはまるシリーズを見つけたら、そのシリーズに寄せた情報を発信してみるのもいいでしょう。
狙いを定めたシリーズに寄せて、情報を発信する
例えば「大人女子」をターゲットとしたシリーズに寄せて、30~40代の女性が気になるトピックを集中して取り上げる。「和」のイメージを重視したシリーズに寄せて、古き良き日本の伝統を取り上げたブログ記事を続けて書く。女性向けの旅行ガイドシリーズで、まだ取り上げられていない地域を旅して情報を発信するなど。
もしビジュアル重視のシリーズで、著者として採用してほしいなら、Instagramを始めてみる。「1分でできる」など短時間でできることがウリのシリーズなら、自分のメソッドを短時間でできる形に再構成するなど、自分の企画をシリーズに合わせてアレンジしてみると、新しい切り口が発見できます。そしてうまくいけば、編集者の目に留まり、シリーズものの1冊として出版されるチャンスを引き寄せることができるかも?
【本日のまとめ】
- いろいろな出版社、さまざまなジャンルで「シリーズもの」が出版されている
- 出版社では、そのシリーズにふさわしい書き手を探している
- 気になるシリーズのカラーに寄せて、自分の企画をアレンジしてみよう