「相続放棄」が分かる本: 身内が亡くなってからでは遅い【2月15日の新人・新刊・著者情報】2018年

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2月15日(木)の新人・新刊・著者情報です。

著者の椎葉基史さんは、司法書士。これまで2500件以上、親が死後に遺した借金や負債などの相続トラブルを解決してきました。

今回の著書では、これまで解決してきたさまざまな事例とともに、相続放棄についての基礎知識をわかりやすく解説しています。

売れている相続の本 3つのタイプ

相続について知っておきたい人や、トラブルで悩んでいる人は多く、そのような人たちをターゲットにして本を出版したい法律や不動産の専門家もたくさんいます。特に最近は、空き家をはじめとした「負の遺産」の扱いを解説した本が好調です。

相続関係で売れている本は、(1)ベストセラー『身近な人が亡くなった後の手続のすべて』のように、必要な手続きを広くカバーしている参考書タイプ、(2)「不動産の相続」など、企画の的を絞った本、(3)イラストやマンガで、わかりやすく親しみやすく基本を解説した本の3つのタイプがあります。(2)のタイプには、開業医や農家など、さらに読者の業種を絞った本もあります。

今後、ニーズが高まる相続の本は?

(1)のような参考書タイプは、法律事務所や一般社団法人、あるいは複数の専門家が手分けして書いたものが多いので、個人名義で出版したいなら、(2)のように的を絞った企画の方が、実現しやすいでしょう。

特にこれからは、資産価値が低く、引き取り手のない土地や家屋の相続や、独身の人や子どものいない夫婦の相続、エンディングノートも含めた相続準備の本に、ニーズが集まることが予測できます。法律の専門家や不動産の専門家、そして、彼らの専門的な話を読みやすく表現できるライターや漫画家、イラストレーターも、相続のトレンドをキャッチして出版企画を立ててみては?

 

【本日のまとめ】

  1. 空き家をはじめとした「負の遺産」の相続に関する情報が求められている
  2. 一般読者向けの相続の本は、あれこれ網羅するよりも、的を絞ると企画が通りやすい
  3. 法律や不動産の知識をわやかりやすく表現できる、ライターや漫画家にもチャンスあり

 

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