1月17日(水)の新人・新刊・著者情報です。
著者の伊藤潔人さんは、業務システム開発・ネットワーク管理を経験後、IT講師として活躍。月間アクセス200万PVのブログ「インストラクターのネタ帳」を2003年から運営するほか、米国マイクロソフト社が認定するMicrosoft MVPアワードを受賞しています。
今回の著書では、Excelマクロを学習する項目を絞って、少ない知識で仕事で使える簡単なマクロを作ることを目指す内容に仕上げています。
講師となり、テキストや問題集を出版するには?
特定の分野で講師としての評判を高めることで、教科書的な本の出版につなげることができます。特に、汎用性の高い分野か、まだ誰も第一人者として認められていない分野で頭角を現すと、声がかかりやすくなります。
さらに、ブログやSNSでも専門知識を生かして、学習者に役立つ情報を提供すれば、お金がなかったり、遠方に住んでいたりして、直接指導を受けられない人にも注目されます。リアルとネット、両方でファンを増やすことによって、出版の可能性に加速をつけることができるのです。
あなたの専門性を、会えない人にも伝えてみよう
今、講師として活動している人も、これから講師になりたい人も、ネットを上手に利用して、自身の専門性をアピールすることをおすすめします。すると、出版企画を探している編集者の目に留まりやすくなりますし、目に留まった時、ブログの記事に読み応えがあったり、SNSのフォロワーが多かったりすると、「この人に本を書いてもらいたい!」と思われやすくなります。
リアルの場では、どんなに教えるのが上手でも会える人数に限りがあります。そこをネットの力で補完して、あなたの名前やプロフィール、専門的な知識、教える力を、直接会えない人にも伝えてみてください。
【本日のまとめ】
- 講師としての評判を高めることで、教科書的な本や問題集の出版につなげることができる
- 特に、汎用性の高いジャンル、第一人者がいないジャンルが有望
- ネットを利用して、直接指導できない人にも、自身の専門性や教える力をアピールしよう