11月30日(木)の新人・新刊・著者情報です。
著者の藤田篤示さんは、フィンテック関連情報を提供するサイトを運営。ビットコインについてのセミナーや勉強会も実施しています。
今回の著書では、知識ゼロから仮想通貨への投資を始め、数カ月で資産を10倍以上に増やした経験をもとに、仮想通貨の基礎知識をわかりやすく開設しています。
知りたい人は多いのに、教えられる人は少ない
仮想通貨、フィンテック、ブロックチェーンについて、初心者向けにわかりやすく解説できる人は、そんなに多くはいません。いち早く目をつけて、専門知識や経験を磨いた人は、既に著書を出版済みです。
仮想通貨で儲けた人の話や、ビットコインの価格が上がったニュースを耳にして、「自分もやってみたい」「儲けたい」という人は大勢いるのに、知識やノウハウを教えられる人の数は限られている。需要と供給がアンバランスな時、新人著者はデビューのチャンスです。
実際に経験した人の話を聞きたい
努力家でカンのいい人なら、少し遅れをとっても、仮想通貨を勉強して利益を手にするチャンスはあります。そして、勉強の成果や最新情報をネットで発表していけば、セミナーや勉強会を主催してファンを増やし、出版につなげることもできます。
単なる入門書、解説書なら、ライターが取材して書くこともできますが、実際に儲けた人の話、逆に失敗した人の話には、読者の心をグッとつかむ迫力があります。儲けた人はもちろん、損した人も、「なぜ失敗したのか」を研究して書き起こしてみると、出版企画が生まれるかもしれませんよ。
【本日のまとめ】
- ビットコイン、仮想通貨の知識を分かりやすく教えることができる人は少ない
- 知りたい人は多いのに、書ける人が少ない分野は、新人著者がデビューしやすい
- 「儲けた」「損した」というリアルな経験から得た知識は、読者の心をつかむ