11月22日(水)の新人・新刊・著者情報です。
著者のさわぐちけいすけさんは、夫婦が円満に暮らしていくための秘訣をマンガにしてTwitterに投稿し、人気となりました。
今回の著書は、Twitter投稿の書籍化。自分と妻との馴れ初めや、結婚のきっかけなどを描き下ろしたページも収録しています。
パッと見た瞬間に、心地よさを与える
若い女性の恋する気持ち、恋に憧れる気持ちを、短い言葉やイラストで表現したTwitter投稿が、10代、20代の女性に人気となり、書籍化されるケースが目立ちます。
かつて『恋空』など、ケータイ小説が大ベストセラーとなったことがありますが、Twitterでは次々とタイムラインが流れていくせいか、波乱万丈のラブストーリーより、パッと見た瞬間、気持ちをキュン!とさせてくれる投稿が、恋にときめく女子のハートをとらえるようです。
若い時の恋する気持ちは、その時しか表現できない
率直に書くと、10代、20代の読者限定で売れる恋愛本の著者で、長年続けて活躍している人はほとんどいません。10代の恋愛を描いていた人が、大人になっても10代の感性を保ち続けるのは、並大抵のことではないからです。
しかし逆に言うと、恋に恋する気持ちや、恋がほかの何よりも大切に感じる気持ちは、若いうちに表現しておかないと、作品化のチャンスを逃してしまう可能性が大です。今でもケータイ小説投稿サイトから出版される作品はありますし、TwitterやPixivなど、ネットに匿名で作品を発表する場も整っているので、若い人は今の気持ちを言葉やイラストにのせ、思い切って表現してみてください。
【本日のまとめ】
- 恋する気持ちを、短い言葉やイラストで表現したTwitter投稿が書籍化されている
- 10代中心に売れた恋愛本の作者が、中年期以降も活躍しているケースは少ない
- 10代、20代のうちに、恋する気持ちや新婚時代を描いた作品をネットに投稿してみよう