「苦手だけど必要」な本を買ってもらうには?

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8月23日(水)の新人・新刊・著者情報です。

著者の高窪雅基さんは、苦手の英語を克服して外資系企業へ就職した経験の持ち主。現在は英語の学習指導のほか、ビジネスメンタリストとしても活動中です。

今回の著書では、”What is the matter with you?”を”ワリザマラウィズュー”と発音するなど、カタカナ発音をそのまま口にするだけで、英語で道案内や日本の伝統文化を紹介できる例文をそろえています。

苦手意識を和らげる工夫

英語勉強法の本では、読者の苦手意識を和らげるため、「中学英語でOK」「英語は3語で伝わる」など、タイトルや構成に工夫を凝らした本が目立ちます。

「ニートだけど」「高卒の自分でも」など、エリートではないことをアピールして読者の心理的なハードルを下げたり、「海外ドラマを見ながら」「赤毛のアンを読んで」など、人気の作品を楽しみながら勉強しようという提案もあります。

専門的な内容を一般の人に広める

英語に限らず、相続や投資など、「難しそう」「でも勉強しなくちゃ」という分野では、ラクで簡単な方法だと強調したり、著者の親しみやすさを前面に出して、気軽に手に取ってもらおうとする本が目立ちます。

とりわけ、英語勉強法の本では、読者に気軽に手に取ってもらうための仕掛けや工夫が洗練されているので、専門的な分野を一般の人に広めたい人は、ぜひ英語学習本のタイトルや構成を研究してみてください。

 

【本日のまとめ】

  1. 英語学習法の本では、読者の苦手意識を和らげるタイトルや構成が目立つ
  2. 読者に「難しそう」と思われる分野では、気軽に手に取ってもらうための工夫が必要
  3. 英語以外の分野で出版したい人も、英語学習本の洗練された仕掛けを研究してみよう

 

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