介護の経験をマンガやブログで書く

ブログ

9月29日(金)の新人・新刊・著者情報です。

著者のゆるゆらりさんは、アラフィフの漫画家。介護士、放課後児童福祉デイサービスのヘルパーとしても活動しています。

今夏の著書は、人気ブログ「ヘルパーおかん。アラフィフ専業主婦のハローワーク。福祉のお仕事時々家族。」をもとに書き下ろしたものです。

介護マンガの作者が抱えるお金の不安

中年以降、はじめて介護を経験した人が描いたコミックエッセイが、いくつかヒットしてます。若い人が描いた作品もありますが、年を重ねた著者の方が、介護や老化を自分事として捉えることができるので、同年代の読者の共感を得やすいようです。

40代以降の作者による介護マンガには、老後のお金や仕事に対する不安も垣間見えます。著者が介護の仕事を始めた理由は「雑誌の休刊で仕事がなくなった」「将来に不安を覚えて転身」など、背に腹は代えられない事情によるもの。リストラによる転職で年収が下がったり、病気で退職せざるを得なかった同世代の人にとって、身につまされる話ではないでしょうか。

イラストが描けなくても、介護ブログは書籍化できる

介護や老後貧乏に関する問題を、社会問題として告発・提案する本も多数出版されています。いっぽう、問題の深刻さを嘆くだけではなく、ユーモアにくるんで笑い飛ばしたり、ささやかな幸せを見出すことで、不安な感情をなだめたいというニーズに応える本もあります。

介護の企画は、ブログとも相性がいいようです。文章主体の介護ブログも書籍化されているので、イラストが苦手な人も、ブログに挑戦してみては?

 

【本日のまとめ】

  1. 介護とブログは相性がいい
  2. 特に中年以降の人がブログを書くと、同世代の人の共感を得やすい
  3. 介護問題とからめて、将来の仕事やお金への不安も書くと、より共感されやすい

 

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