9月8日(金)の新人・新刊・著者情報です。
著者の上野義治さんはカウンセラーですが、仮想通貨に興味を持ち、YouTubeやメルマガで情報を配信したり、仮想通貨に関するセミナーを開催しています。
今回の著者は、電子書籍『はじめてでもわかる!稼げる!仮想通貨入門: 10年に1度のチャンスを見逃すな!』の好調を受け、紙の書籍として出版されたもの。仮想通貨の仕組みや価値、投資方法、被害にあわない心構えなどを読み物形式で書いた入門書です。
「興味はあるけど怖い」人に安心と自信を与える
投資の本は、金融の専門家の手によるものも多いのですが、ブログで取引記録や情報を公開している人が書いたものにも人気があります。
本当は、センスがあったり、並々ならぬ努力をしているから成果を上げているのかもしれませんが、専門家ではない人が書いた本には、投資に興味はあっても及び腰の読者を安心させ、自信をつける効果があります。そのため、プロが書いた本でも親しみやすいキャラクターを立て、著者が前面に出ないようにしたものもあります。
もうひとつの肩書きで好奇心をそそる
今回紹介した本の著者はカウンセラーですが、既に仮想通貨を軸にした仕事の方が、本業での稼ぎや知名度を上回っている可能性もあります。どちらが本業なのかわからない働き方は、パラレルワークのひとつのかたちを見るようです。
投資に限らず、ブログやメルマガ、SNS、動画で情報を発信して出版につなげたい人は、「あれっ?」と思うような肩書きや趣味をひとつ持っておき、見ている人の好奇心をそそるのもひとつの手です。複数の肩書きを掛け合わせることで、事業に相乗効果が生まれることも期待できます。
【本日のまとめ】
- 本のテーマに興味はあっても、実際に行動するのは不安な人に、安心と自信を与える
- もうひとつの肩書きや趣味を打ち出し、ターゲットの好奇心をそそってみる
- 複数の肩書きを掛け合わせれば、事業に相乗効果が生まれるかも?