ライブハウスバカ一代 ~GReeeeNを育み、マキシマム ザ ホルモンが福島の父と慕った郡山CLUB♯9店長のピラニア日記~【3月28日の新人・新刊・著者情報】2018年

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3月28日(水)の新人・新刊・著者情報です。

著者の福井公伸さんは、約20年間郡山市でライブハウスを運営。自身の近況や楽屋話などをブログで公開しています。

今回の著書は、ブログ記事をベースに追加取材や書き下ろしを加えた一冊。音楽グループ・GReeeeNとの交流のほか、震災やがん闘病など幅広い内容を綴っています。

熱狂的なファンが欲しがる情報はあるか?

音楽や映画、舞台の本は、万人に受けるベストセラーにはなりにくいのですが、コアなファンをつかむことができれば、その人たちが購入してくれます。例えばヘビメタやゾンビ映画には熱狂的なファンがついているので、ファン向けの本が多数出版されています。

今回紹介した本も、顔出ししないバンド・GReeeeNのファンが、彼らと直に接してきた著者だからこそ知っている、生の情報に触れたくて購入しているのではないかと思われます。熱狂的なファンは、たとえわずかな情報でも、手に入れるためのお金や手間を惜しみません。

「大好き」な気持ちを独自のセンスで表現する

反面、コアなファンは知識も情熱もすさまじいので、中味の薄い本には厳しいダメ出しもします。著者には愛と知識と情熱、そして独自の情報や考察が求められます。

対象への愛と情熱を、その人ならではの文章やイラストで表現された本を読むことで、ファンは「そうそう!」と頷いたり、「なるほど!」と感心したりして、好きなジャンルをさらに味わい楽しみます。大好きな芸能ジャンルの本を出版したい人は、ぜひブログやSNSでその「大好き」をいろいろな形で表現し、独自のセンスを磨いていってください。

こちらも本日発売!新人・新刊・著者情報。

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