3月26日(月)の新人・新刊・著者情報です。
著者のsaki’s roomさんは、ネットのハンドメイドマーケットでアクサセリーなどを出品している女性。植物標本をイメージしたインテリア雑貨、ハーバリウムも販売しています。
今回の著書は、ハーバリウムが作れる材料キットを付録につけ、作り方やアレンジ方法などを紹介しています。
ネットマーケットやインスタグラムで作品をアピール
ハンドメイド作家が本を出版する方法はいろいろありますが、最近ではネットマーケットへの出品やインスタグラムで人気を得た人が、解説書や作品集を出すパターンが目立ちます。
ネットで写真を見た人が、「素敵!」「可愛い!」と思って作品を購入したり、自分でも作ってみたくなり解説書の出版を望むようになる、という流れですが、とにかく写真が決め手になる方法なので、作品の良し悪しとは別に、写真の美しさやセンスも重要となってきます。
サービスのエッセンスをビジュアルで伝える
いわゆる「インスタ映え」はハンドメイドに限らず、女性向けの商材やサービスを提供している人は無視できない要素です。食べ物や雑貨など「モノ」の写真はもちろん、デザイナーでも何でもない普通の人が「フォント」という言葉を当たり前のように使い、文字も画像としてデザインしています。
例えばカウンセラーが心が疲れた人に向け、イラストとメッセージをインスタグラムに投稿するなど、やさしさ、美しさ、楽しさ、可愛らしさ、癒しを直感的に伝えるアイデアは、出版企画のヒントにもきっとなるはずです。形ある「モノ」を扱う人はもちろん、形のない「サービス」を提供している人も、自分の仕事のエッセンスをビジュアルでどう表現できるか、ぜひ検討してみてください。