大人の授かりBOOK – 焦りをひと呼吸に変える、がんばりすぎないコツ – 【3月22日の新人・新刊・著者情報】2018年

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3月22日(木)の新人・新刊・著者情報です。

著者の加藤貴子さんは、不妊治療を経て、44歳、46歳で子どもを出産した女優。

今回の著書では、治療にかかるお金や病院選び、気持ちの持ち方や夫婦関係の再構築など、妊活にまつわる情報や経緯を描いています。

価値ある企画でも読者の数が限られてしまう悩み

闘病記もそうですが、妊活本の出版も、無名の著者にはハードルが高い分野です。それでも闘病記なら『余命1ヶ月の花嫁』や『1リットルの涙』のように、まれにヒットすることもありますが、妊活体験を描いて話題となった本は、芸能人の体験記かコミックエッセイくらいしか見当たりません。

特に、不妊治療がうまくいかなかったり、流産してしまった人の悩みや葛藤に寄り添う本は、当事者にとってはニーズも価値も高いのですが、どうしても読者の数が限られてしまうため、商業出版の採算ベースには、なかなか乗ることができません。

クラウドファンディングを活用して出版

このような、ニーズや価値があるけれど、ベストセラーにはなりにくい企画を本にしたい時に利用したいのが、クラウドファンディングです。クラウドファンディングは、うまくいけば資金調達のほか、サポーター形成や話題作りにも役に立ちます。

真面目な企画や深刻なテーマに限らず、おバカだったり、遊び心に富んだ企画でも、クラウドファンディングを利用することはできます。商業出版は難しい企画でも、何とか形にしたい人は、クラウドファンディングを活用することも検討してみてください。

 

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