TEN-DOKU クイズで読み解く天気図【2月26日の新人・新刊・著者情報】2018年

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2月26日(月)の新人・新刊・著者情報です。

著者の増田雅昭さんは、テレビ・ラジオ気象キャスター。企業・自治体・個人などへのオーダーメイド予報や気象相談員・アドバイザーも担当しています。

今回の著書では、日本の特徴的な天気や、災害が起こるような危険な気圧配置、大きな出来事のあった日の天気を、クイズ形式で説明しています。

ビジュアルや美文、クイズで直感に訴える

クイズ形式のほか、美しいビジュアルや詩的な文章で興味・関心を誘うことで、理科や数学が苦手な人でも、理系ジャンルが抵抗なく楽しめる工夫をした本が次々と出版されています。

このような手法は、昔から児童書ではよく使われていましたが、最近は大人向けの本でもよく見かけます。意地悪な見方をすれば、文章だけでは本の内容がピンとこない人が増えたとも考えられますが、時間の余裕がなくて、じっくり本と向き合うことが難しい人が増えたのも、また事実でしょう。

直感にパッと響くアレンジはできるか?

知的な人や時間に余裕のある人でも、「きれい!」「面白い!」と感じるものには直感的に反応します。特に、ネットが普及して以来、流れる情報を瞬時に識別して反応する人は増えたでしょうから、感覚に訴える切り口は、大変効果的です。

印象的なビジュアルや、思わず答えたくなるクイズ形式、誰かに教えたくなるトリビア、「あなたは何タイプ?」と問いかける診断方式は、多くの人を引き付けます。お手持ちの企画があり、かつ、それを一般向けの本として出版したい人は、答えたくなるようなクイズや診断、あるいはパッと見ただけで印象に残る写真やイラスト、マンガで表現できないかどうか、一度考えてみては?

 

【本日のまとめ】

  1. ビジュアルや美文、クイズなどで、読者の直感に訴えかける本が増えている
  2. 知的な人や、文章を読みこなすのに慣れた人でも、感覚に直接訴える表現には反応する
  3. 手持ちの企画を、直感に訴えかける体裁にアレンジしてみよう

 

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