2月8日(木)の新人・新刊・著者情報です。
著者のchizuさんは、雑誌やテレビ、広告などの撮影現場で、料理やテーブルセッティングの演出を手がける、60代のフードスタイリスト。
今回の著書では、歳を重ねてからの洋服選びやコーディネートのコツ、おしゃれが楽しくなる考え方を公開しています。
シニア女性のおしゃれに関する本が好調
90歳、100歳と年齢を重ねた人のエッセイが次々とベストセラーになっていますが、おしゃれの世界でも、シニアのファッションスナップやメイク、ヘアスタイルに関する本が好調です。
口火を切ったのは、パリやニューヨークに住むおしゃれマダムのファッションスナップ集でしたが、日本人のスナップや、ファッションにからめて住まいや生き方について綴った本も出版され、シニア女性向けのおしゃれ本のバリエーションが広がっています。
「軸」を持っている人の言葉が聞きたい
シニアになってからのおしゃれは、職業や「母親らしく」などの属性から解き放たれる反面、これまでの生き方や美学、人生観が問われるため、新たな「自分探し」の迷宮に入り込んでしまう人も多いでしょう。そんな人が、ファッションを入り口にして、生き方や暮らしのヒントを教えてくれる本を読み、答えを探しています。
モデルやスタイリストなどファッションのプロではない人、たとえば職人的な分野で「美」や「機能」を追求してきたシニアも、ブログやインスタグラムを活用して、プロとは違う観点から、衣服や住まいの情報を発信してみては? ただ美しく装うだけではなく、「自分らしさ」をどう表現したらいいのか迷っている人は、ブレない軸を持っている人の言葉や情報を求めています。
【本日のまとめ】
- シニア女性のファッションやメイク、ヘアスタイルに関する本が好調
- ファッションにからめて、住まいや生き方について書かれた本も人気
- 「美」や「機能」を追求する仕事をしてきた女性も、ネットで情報を発信してみては?