2月1日(木)の新人・新刊・著者情報です。
著者の寺澤善雄さんは、禅と数秘学を教えている禅僧。各地でワークショップやセッションも行っています。
今回の著書では、自宅で、出先で、移動中に、いつでもどこでもできる「ひとり坐禅」の方法を紹介しています。
「ひとりで」「いつでも」「どこでも」が人気
「ひとりで」できる、「どこでも」できる企画が人気です。忙しい人が増え、誰かを誘ったり、どこかへ出かけたりする時間や手間を省きたい、という要望を受けてのほか、ネットの普及で、いつでもどこでも情報を探したり、コンテンツを楽しんだりできるようになり、人々の行動や意識が変化したことも影響しています。
テレビじゃなくて、スマホでYouTubeを見るように、自分の好きな時間に、好きな場所で、好きなことをしたい。そんな個人の欲望と社会の変化がお互いに影響して、「いつでも」「どこでも」「ひとりで」できることへのニーズが高まっています。
悩みが小さなうちは「ひとりで」解決したい
娯楽やレジャーを「ひとりで」「いつでも」「どこでも」楽しみたい人が多くなったのは最近のことですが、悩みの処理や解決は、昔から「ひとりで」「いつでも」「どこでも」行いたい人が多い分野です。
悩みが本格的になれば、医師など専門家の手を借りることになるでしょうが、「最近疲れが溜まってる」「自分に自信がなくて不安」という状態の時は、本を読んだりネットで情報を探して、自分ひとりで何とか対処しようとする人が多数です。そんな人たちの悩みや不安を、やさしいイラストや言葉で、「ひとりで」「いつでも」「どこでも」解きほぐす方法を紹介した本が好調なので、体や心に関する仕事をしている人は、自分の専門性とそのようなニーズを掛け合わせた企画を考えてみては?
【本日のまとめ】
- 「ひとりで」「いつでも」「どこでも」できることを紹介した本が人気
- 特に、悩みの処理や解決に関しては、上記のような方法が求められている
- 自分の専門性と「ひとりで」「いつでも」「どこでも」できることを掛け合わせてみよう