12月29日(金)の新人・新刊・著者情報です。
著者の笹生心太さんは、スポーツ社会学、余暇社会学を研究する大学講師。
今回の著書では、1960年代から70年代にブームとなったボウリングの戦後史をたどり、スポーツでもありレジャーでもあるボウリングの魅力に迫っています。
読者の高齢化で、懐かしネタが好評
日本人の高齢化が進み、本の読者もシニアが多くを占めるようになったことから、シニアに訴求する懐かしネタの本や、佐藤愛子さんをはじめ、元気なシニアが書いた本が売れています。
さらに、2019年には天皇陛下の退位が行われ、平成が終わることから、昔を懐かしんだり、歴史を振り返る本は、ますます増えるものと予測されます。
元号が変わる前後に、昔を振り返る本が増える
昭和を懐かしむ本や、戦後史をたどる本は、既に多数出版されていますが、平成を振り返る本や、この時代独特の文化を取り上げた本、そして、次の時代を論じた本は、まだそんなに出版されていません。
元号が新しくなる前後、昭和を懐かしむ本や平成を振り返る本、次の時代を予測する本の需要はきっと高まるはず。本を出版したい人は、自分の企画や特技を、時代の変わり目に合わせたかたちにアレンジして、ぜひこの千載一遇のチャンスをつかんでください。
【本日のまとめ】
- 高齢化の影響で、昔を懐かしむ本や、シニアが書いた本が売れている
- 元号が変わる2019年前後、昔を懐かしんだり、次の時代を予測する本は増える
- 自分の特技や企画を、時代の変わり目に合わせたかたちにアレンジしてみよう