クリスチャニア 自由の国に生きるデンマークの奇跡【12月15日の新人・新刊・著者情報】2017年

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12月15日(金)の新人・新刊・著者情報です。

著者の清水香那さんは、海外への旅や執筆などの活動を経て、京都にカフェをオープン。写真担当の稲岡亜里子さんは、同じく京都に住む写真家です。

今回の著書では、二人が偶然知ったデンマークのユートピア、クリスチャニアに住む人の自然で豊かな暮らしを紹介しながら、幸せな未来や新しい生き方を示唆しています。

コミックエッセイにするか、ライフスタイルを紹介するか

海外での経験や生活を本にしたい女性は大勢いますが、書籍化されやすいのは、旅行や食べ歩き、外国人の夫、異国での子育てをテーマにしたコミックエッセイです。

そのほか、たとえばポートランドなど、新しい価値観やライフスタイルを示してくれる地域を取り上げ解説する本にも、根強い人気があります。それらの本は、経済的には恵まれていても、今までの価値観では幸せを感じられない人が、自分に合った暮らし方のヒントを求めて購入します。

文章力、行動力、画力など、強みを掛け合わせる

マンガやイラストに頼らずに、海外での経験を書く場合、単なる旅行記やエッセイの企画は、まず採用されません。昔は海外へ行く人が珍しかったから、無名の個人の情報にも価値はありましたが、今は文才のほか、行動力や企画力、画力、写真の腕、専門家としての知識など、別の強みと掛け合わせないと、なかなか商業出版には至りません。

しかし、ブログやインスタグラムを利用してファンを増やせば、旅行記やガイドブック、海外での暮らしを本にできるチャンスは、まだあります、また、個人的な思いを披露するのに留まらず、新しい価値観を提示して人々の共感を誘うことができる著者なら、海外の生活や文化を切り口にしたライフスタイル本が出版できる可能性はあります。

 

【本日のまとめ】

  1. 海外旅行や、海外での暮らしをテーマに出版するいちばんの近道は、コミックエッセイ
  2. 海外での事例を通して、新しい文化やライフスタイルを提案する本も人気がある
  3. 旅行記やエッセイを出版したい人は、自分のブランド力を高める努力をしよう

 

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