12月6日(水)の新人・新刊・著者情報です。
著者の奥村くみさんは、アートとインテリアの融合をめざした”アートアドバイザー”の仕事を立ち上げ、アートのある生活を提唱しています。
今回の著書では、偏らずに多くの美の視点をもつことを意識して、衣食住を充実させた自身の暮らしぶりを紹介しています。
捨てた、片づけた…それから、どうする?
片づけ本のブームが世間をにぎわし、整理収納のアイデアや、極端にモノを減らしたミニマリストの暮らしぶりが注目を浴びましたが、いらないモノが減っても、軸となる考え方やセンスがない人は、その先、どうすればいいのかがわかりません。
「どういう暮らしをしたいのか」「そのためには何が必要なのか」という指針がないと、流行に踊らされて、またいらないモノを買ってしまったり、テイストの違うモノが混じった、落ち着きのないインテリアになってしまいます。
自分が出した答えを、発信してみる
暮らしの指針は、オシャレなものでなくても構いません。「アニメグッズに囲まれて生きる」「ジャージにすっぴんで暮らしたい」というのでも、その人が、その人らしく生きるために選んだスタイルが確立され、そこに共感が集まれば、出版企画となる可能性があります。
片づけの後には、「どんな部屋で、どう過ごすのか?」という問いが待ち受けています。その問いに対する答えは、一人ひとり違うのですが、自分自身が見出した答えや、答えを見出すまでの道のりを、Instagramやブログで発信し続けてみると、「私もやってみたい」「マネしてみたい」という人たちが現れるかもしれません。
【本日のまとめ】
- いらないモノを捨て、部屋をキレイに片づけた後、暮らしの方向性が決まらない人がいる
- 自分らしく生きるために確立された暮らしの軸は、出版企画になる可能性がある
- 自分なりの暮らしのルールや美学、考え方を、ブログやInstagramで発信してみよう