心が満たされない人ほど、快不快にこだわる

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11月20日(月)の新人・新刊・著者情報です。

著者の柳原いづみさんは、数秘学、アロマセラピー、カラーセラピー、月のリズムなどを組み合わせて開運を追求する、オリジナルメソッドを広めています。

今回の著書では、数秘学で自分の使命を知り、アロマセラピーでエネルギーを上げて才能や魅力を開花させる方法を紹介しています。

占いグッズのトレンドは?

ひと昔前、風水がはやった頃には、干支の置物や八角形の鏡などの開運グッズが売れていました。しかし、それらの開運アイテムは、シンプルでナチュラルなインテリアには似合わないため、今はおしゃれなアクセサリーやエッセンシャルオイルなど、暮らしになじみやすいグッズが人気となっています。

占いで幸運を引き寄せたい女性は、神秘的で美しいものや、香りや肌触りが自然で心地よいものに惹かれることが多いので、そんな女性たちの欲求を満たすことができるかどうかが、本やグッズの企画のポイント。断定的で厳しい口調の本や、金ぴかの開運グッズは、かつてそれらを購入していたシニア女性には根強い人気がありますが、新人著者がこちらの分野に参入するのは困難です。

読者の満たされない感覚を、心地よく癒す

占いの本は、10代後半~40代の女性の心をつかむことができるかどうかで売れ行きが左右されますが、それなりの価格の本やグッズをいくつも購入できるのは、生活や収入は安定しているけれど、どこか心が満たされない人となります。

その「満たされなさ」を慰めるための手段として、占いコンテンツでは、快いリズム感のある文章や、特別感はあるけれど主張しすぎないグッズ、どこか抜けていて親しみやすいのに、時にはズバリ核心を突くキャラクターなどが用いられています。占いの本を出版して、グッズ販売やセミナーを展開したい人は、専門家としての格を保ちつつ、読者の感覚的な心地よさをくすぐる仕掛けを考えてみては?

 

【本日のまとめ】

  1. シンプルでナチュラルなインテリア、ファッションに似合う開運グッズが人気
  2. 占いで幸運を引き寄せたい女性は、言葉や香り、感触が心地よいものに惹かれる
  3. 開運グッズ販売やセミナーを行いたい人は、読者を心地よくする出版企画を考えてみよう

 

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