11月17日（金）の新人・新刊・著者情報です。
著者の赤坂渉さんは、巣鴨のシニア専門スタジオ「えがお写真館」の立ち上げに携わり、3年間でシニア女性は4000人以上をメイクで美しく変身させています。
今回の著書では、60代以上の女性が若く美しく見えるメイクのノウハウを、メイクで変身した人の実例も含めた豊富な写真とともに紹介しています。
ビフォー・アフターの落差が人を惹きつける
もともと美しい人をさらに美しく見せるコツより、容姿にコンプレックスがある人を美しく見せるコツの方に需要があるのは当然ですが、キレイになる前となった後の落差が大きければ大きいほど、それほどコンプレックスを持たない人の興味をも惹きつけることができます。
たとえ、自分の美貌に自信のある人でも、劇的に美しくなった人を見ると、その秘密を思わず知りたくなります。美にゴールはないので、きれいな人でも、もっときれいになる方法があるなら試してみたくなりますし、容姿にそれほどコンプレックスを持たない人も、遊び感覚で試してみたくなります。
自分の仕事や特技で、人を変えられる？
美容に限らず、「汚部屋がスッキリ！」「偏差値35のオレが東大合格」など、ビフォー・アフターの落差が激しいノンフィクションは、人の感情を揺さぶり「自分にもできるかも？」と希望を持たせます。
自分が劇的に変わった軌跡を見せても、誰かを劇的に変えたメソッドを公開するのでも、どちらでも構わないので、自分の仕事や特技が、どれだけ人を変えることができるのか？という視点で本の企画を立ててみると、新しい発想が生まれるかも？
【本日のまとめ】
- ビフォー・アフターの落差が大きければ大きいほど、人は興味を持つ
- 劇的に変わった人を見ると、そのノウハウを知りたくなるし、試してみたくなる
- 自分の仕事や特技で、どのように人を変えることができるのか、考えてみよう
