10月30日(月)の新人・新刊・著者情報です。
著者のはなともさんは、日本スイーツ協会が認定するスイーツコンシェルジュの資格を持ち、SNSでスイーツやグルメを紹介しています。
今回の著書では、東京都内と近郊のおいしくてかわいいパンケーキ、ホットケーキの店45店を写真とともに紹介。本書限定レシピや店舗オーナーとの対談も収録しています。
編集プロダクションには作れないガイド本とは?
ライターやブロガーが、スイーツ店やカフェ・喫茶店のガイドを出版する例はしばしばあります。同様のガイドは、雑誌の特集でもよくありますが、書き手の価値観やキャラが際立っていれば、個人名での書籍出版の可能性が高まってきます。
旅のガイド本もそうですが、名所や名店を多数掲載するだけなら、編集プロダクションに仕事を依頼すれば、確実に仕上げてくれます。個人名でガイド本を出版するには、豊富な経験や情報に加えて、その人ならではの視点や価値観で読者を魅了できるかどうかがカギとなります。
組織化すれば企画・プロデュース業も
グルメガイドの中でも、個人が出版しやすいジャンルはスイーツのほか、ラーメン、パン、酒などでしょうか。カレーやハンバーグなど多くの人に愛されるメニューの情報を、ブログやInstagramに投稿している人もちらほら見かけます。
中には、特定のメニューが好きな人を集めて、一般社団法人を設立した人たちもいます。仲間が集まれば、おいしい店の情報交換もできますし、組織で店やメディアに仕事を依頼したり、アイデアを提案することも容易になります。出版だけではなく、企画やプロデュースなどの仕事も視野に入れている人は、組織化も検討してみては?
【本日のまとめ】
- グルメ本を出版したい人は、価値観やキャラクターを明確にする
- 特定のメニューやジャンルに絞って、ブログやSNSで情報を発信」
- 仲間を集めて組織化すれば、企画・プロデュース業もできる