9月27日(水)の新人・新刊・著者情報です。
著者の南秀史郎さんは、アメリカ・カリフォルニア州で、鍼灸と西洋医学を統合した診療所を開業しながら、プロサーファーとして活動しています。
今回の著書では、夢に挑む人生を過ごすための、自分なりのルールや養生のアドバイスなど、折れない心と身体の作り方を紹介しています。
自分で選んだ場所で仕事がしたい
「旅をしながら仕事をする」「好きな場所で仕事をする」など、仕事と移動の自由を両立させたい人は多いもの。育児や介護のため「在宅で仕事をする」というのも、自分が選んだ場所で仕事がしたい、という意味では動機が似ています。
最近では「働き方改革」という名の旗振りのもと、在宅や移動中でも仕事ができる環境が整ってきましたが、できれば会社のルールに縛られず、自分のルールで仕事をしたいと考える人は、以前より増えている印象があります。
ノウハウだけではない価値観が提供できるか?
安定した会社に、正社員として雇用されるメリットは、今も変わらずあります。しかし、誰もが知ってる有名企業が経営危機を迎えたり、違法な残業やハラスメントを放置していたことが報じられたりと、この先が不安な材料は山積みです。そんな風潮を反映してか、若者向けのコミックでは、社畜ネタが人気です。
「今の会社に不満がある」「自分は会社勤めに向いていない」「このままでは体を壊してしまう」といった、不安な気持ちを持つ人に向けた自己啓発書や起業のノウハウ本、体験談は毎年出版されています。特に多いのは、ネットを用いた在宅ワークやひとり起業、投資のすすめですが、ノウハウだけではなく、新しい生き方や価値観を示すことができれば、この分野で一歩リードすることができます。
【本日のまとめ】
- 保障も多いが制約も多い会社勤めに、不安や不満を持つ人は多い
- そんな人に向け、在宅ワークや起業を勧める本にはいつの時代も需要がある
- ノウハウの提供にとどまらず、新しい生き方や価値観を示せばロングセラーも狙える