カジュアルな指南書が売れている

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9月19日(火)の新人・新刊・著者情報です。

著者の渡辺良平さんはワイン専門店に勤めた後、フランスの有名ワイナリーで勤務しながら知識を深め、帰国後、ワインショップをオープンしました。

今回の著書では、おいしいワインとの出会い方や楽しみの広げ方などを、初心者向けに解説しています。

ワインのお勉強って、必要なの?

バブルの頃は、贅沢の象徴として扱われたワインですが、今は手頃な値段でおいしいワインが飲めます。そのせいか、カジュアルな指南書が売れています。

ボジョレー・ヌーヴォー解禁日のお祭り騒ぎはすっかり落ち着きましたが、それもワインがしっかり日常に根付いた証拠。スーパーやコンビニでも安いワインが販売され、中には第3のビールやチューハイのような感覚で飲んでいる人もいるのでは? つまり、産地やブドウの銘柄を知る「お勉強」の必要性を感じていない人が増えているということです。

「知ればもっと楽しくなる」と言えるか?

ワインについて勉強する必要のない人に、「知ればもっと楽しくなる」と言える存在になれれば、基礎的な知識をわかりやすく紹介する本が出版できます。その場合、著者は専門家でありながらも親しみやすいキャラがいいでしょう。「ビリギャル」のように、素人がワインを勉強して人生が好転していく成長物語も面白いかもしれません。

【本日のまとめ】

  1. バブルの時代に比べると、ワインは日本人の食卓にすっかり根付いている
  2. お手頃価格のワインが増え、産地や銘柄を勉強する必要性を感じない人も増えた
  3. 「知ればもっと楽しくなる」と言える人なら、カジュアルな指南書が書ける

 

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