神仏への敬意と知識をやわらかく表現する

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8月25日(金)の新人・新刊・著者情報です。

著者のnihhiさんは、仏像と消しゴムはんこを組み合わせた「仏はんこ」をはじめ、仏像のイラストや仏さまグッズを制作しています。

今回の著書では、デフォルメされた愛らしい仏さまのハンコとわかりやすい解説、トレースして使える図案を掲載しています。

親しみやすい切り口でやさしくリード

神さまや仏さまに興味があっても、宗教や歴史、美術の本は難しそうだと感じる人は大勢います。そんな人たちを、親しみやすい切り口でやさしくリードする本は、特に若い女性に人気があります。

御朱印集めや開運散歩など、旅や街歩きとからめた本も人気ですが、遊び気分で気軽に参加できるのに、心が癒されたり、勉強になったり、ご利益も期待できたりと、いいことずくめ。簡単にできて、お得な気分を味わえる企画は、いつの時代も人気があります。

知識と敬意を、ゆるやかに表現する

今後も、神仏をテーマにした旅や娯楽の人気は続くでしょう。だからといって、安易に人気に乗じてしまうのは考え物です。たとえ遊び感覚だとしても、読者はやはり神仏に対して特別な気持ちを持っているので、それを上回るだけの知識と敬意を、著者に期待するからです。

逆に考えると、ゆるい企画、多少ふざけた切り口でも、根底に神仏への知識と敬意があれば、支持される可能性があります。勉強熱心な人、信心深い人こそ、ゆるく楽しい切り口で、神仏の魅力に迫る企画を考えてみてください。

【本日のまとめ】

  1. 神仏に興味がある女性を、親しみやすい切り口でリードする本が人気
  2. しかし、生半可な気持ちは見透かされるので、著者には神仏に対する知識と敬意が必要
  3. 勉強熱心な人、信心深い人こそ、ゆるく楽しい切り口が有効

 

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