大丈夫、働けます。【3月9日の新人・新刊・著者情報】2018年

ブログ

3月9日(金)の新人・新刊・著者情報です。

著者の成澤俊輔さんは、障がい者、ひきこもり、ニート、ホームレス、うつ病患者、シニア、ワーキングプア等の就労を目的とするNPO法人の理事長。

今回の著書では、自身の生い立ちや視覚障害のことのほか、就労困難者や支援の実情を描いています。

労働市場で、有能な障害者の奪い合いが始まる

飲食や建設、介護など、さまざまな業界で人手不足が報じられています。少子化の影響で、日本の労働力人口は減り続けているので、今後もあらゆる業界で人手不足は加速するでしょう。

2018年4月からは、障害者の法定雇用率が引き上げられるため、精神障害者の雇用が増えると予測されています。有能な主婦やシニアの争奪戦は、既に始まっていますが、有能な障害者の奪い合いも、これから激しくなりそうです。

労働環境が変われば、人材の価値も変わる

少子化の影響や法改正のほか、AIの台頭、人生100年時代の到来、ネットの発達などで仕事の環境が変わり、人々は、働き方や生き方を変えることを迫られています。有能な人でもAIに職を奪われたり、これまで評価されなかった異質な才能が注目されたりと、人材の価値や判断基準も変わっていくでしょう。

独学でゲームアプリを開発した80代女性、ほぼ全盲のお笑い芸人、海外を転戦して賞金を稼ぐプロゲーマーなど、新しい働き方、これまでにない才能を感じさせる人たちが、メディアでも話題です。「もう年だから」「地方に住んでいるから」「障害があるから」と何かをあきらめていた人たちが、価値観やツール、環境が変わることで活躍できるようになったら、生き方や自己啓発、働き方、稼ぎ方のジャンルで、新しい本が次々と出版されるでしょう。

 

【本日のまとめ】

  1. 少子化や法改正、AIなどの影響で、働き方や生き方が変わりつつある
  2. 古い環境で「有能」な人と、新しい環境で「有能」な人は別
  3. 自己啓発などのジャンルで、新しい環境で活躍できる人をモデルとした本が出版される

 

こちらも本日発売!新人・新刊・著者情報。

タイトルとURLをコピーしました